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乗車区間：人吉→吉松
乗車車両：キハ31-13
撮影：95年9月

山間のいで湯の町人吉からは、お待ちかねの急勾配区間。距離わずか35Kmの間にループ線と2つのスイッチバック、21のトンネルのあるこの区間は、現在でも落葉の季節には列車が空転して立ち往生するほどの難所。軽快なステンレスDCｷﾊ31の前面展望です。人吉を発車し、球磨川を渡ると、いよいよ千分の25の急勾配が始まります。大畑でスイッチバックしてループを回っても、まだまだ勾配は続き、サミットの矢岳で小休止。今度は一転して吉松まで連続下り勾配。真幸でスイッチバックして幽霊話のあるトンネルを抜けると、機関区が無くなり、すっかり寂しくなってしまった吉松に到着いたしました。