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PC289 北海道ちほく高原鉄道「ふるさと銀河線」

収録区間・時刻 池田 14:42 → 17:01 北見
乗車車両 CR70-2  撮影年月 2005年10月中旬
収録合計 約2時間30分

2006年4月20日の運行を最後に惜しまれながらも全線廃止されてしまった北海道ちほく高原鉄道は「ふるさと銀河線」の愛称で永年地元の足として活躍してきました。この作品は、全長約140キロメートルに及ぶ「ふるさと銀河線」の全区間を、1日1往復のみ走っていた快速列車「銀河号」で前面展望収録した記録映像作品です。 前身である旧国鉄池北(ちほく)線は明治44年に全通した歴史ある路線で、かつては北見、網走方面から札幌への動脈として賑わった時代もありましたが、過疎化とモータリゼーションの波により利用者が減少し、国鉄末期に貨物列車も廃止されたことから厳しい経営が続いていました。撮影は廃止を半年後に控えた2005年10月中旬。汽車の窓から見るのは最後となる沿線の紅葉は真っ盛りを迎え、徐々に傾く下記の陽を背に受けて、列車は時刻どおりに淡々と大平原を進みます。途中、置戸近辺の山越え区間では、北国に冬の到来を予告する「雪虫」が飛び交う中を走る珍しい映像を見て、最後は1年で一番美しいといわれる中秋の名月に迎えられながらとっぷりと日が暮れた終着駅、北見に到着する、ふるさと銀河線のファイナルにふさわしい美しい映像作品です。
商品コード : PC289D
価格 : 4,400円(税込)
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