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国鉄形特急気動車の代表格であるキハ181系が今でも現役で活躍する特急「はまかぜ」の前面展望。大阪発ー浜坂行の運転のうち、播但線内の姫路ー和田山間を収録しています。大阪から山陽本線を走ってきた「はまかぜ」は姫路で数分間停車して方向転換し、姫路駅の広い構内を何本もの渡り線ポイントを最徐行で通過して播但線の高架に入ります。播但線は平成10年までに途中寺前まで電化されていますが、寺前を出ると頭上から架線が消え、なつかしい日本の田園風景が広がります。「はまかぜ」はかつての非電化区間のエースとしての貫禄でエンジンを唸らせて、かつてC57が挑んだ勾配を力走。サミットの生野からは下り勾配を一気に駆け下りて山陰本線と合流する和田山に到着となります。