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乗車区間　唐津→伊万里
列車番号　キハ125-5
撮影年月　97年11月

非電化の筑肥線、キハ125の前面展望。唐津を発車した単行ワンマン列車は、山本までは唐津線と併走しますので、複線区間のような印象を受けることでしょう。唐津線の本牟田部は筑肥線では駅はありませんので、高速で通過。隣の国道を走る路線バスを思いっきり追い抜くシーンとともに、キハ125の俊足ぶりが画面から伝わってきます。その唐津線と分かれると、今度は突然ローカルムードに包まれる山間路線に早変わり。温泉のある佐里を過ぎ、小さな渓谷を越えると、あとはこれといった特徴のないのんびりムードの山村の風景。実をつけた柿の木と陽光に輝くススキの道が続く、いつか見た日本の秋の風景の中を行く、小作品をお楽しみください。