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乗車区間：様似→苫小牧
乗車車両：キハ130-1
撮影：93年7月

休日運転の朝の上り『アポイ』は、霧に包まれた様似を私一人を乗せて出発。浦河付近の海岸では昆布漁の真っ最中。線路との境界線などない浜辺を家族総出で昆布干しに忙しいその中を、警笛連発でアポイは走り抜けます。静内、新冠は有名なサラブレッドの産地。突然霧が晴れると、牧場を抜け真っ青な太平洋の波打ち際を走り、ラストスパートは勇払原野を疾走し、終着苫小牧へ。ベテランファンの方には2つ目C11の印象が強く残る日高本線は、最近でこそほとんど話題に上りませんが、見所豊富なおもしろ路線。とにかく百聞は一見に如かず。全線を通して乗るまたとないチャンスです。