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乗車区間：苫小牧→岩見沢
乗車車両：キハ22-331
撮影：93年7月

本当に久しぶりにこの区間を走ってみました。現在、東京神田の交通博物館に眠るC57135が最後の蒸機客レを引いてここを走ってからもう18年の歳月が流れました。鉄道の町として最盛期には50両を越えるSLが配置されていた追分は、すっかり寂れてしまい、広い構内は夢の跡を語るかのように夏草の中に埋もれていました。いささか懐古趣味的ですが、当時何度もこの路線に足を運ばれた方、幾つの面影を探すことができるか、当時の225列車のスジに一番近い1469D、最後の活躍をする老兵キハ22の運転台からじっくりと観察して下さい。真っ青で大きな空が印象的な作品です。